IR014人間工学実験~第6話~ |
前回のあらすじ
徹夜作業、白須主任の出現によって、ハンドルがメインフレームへと取付けられた。
残す作業はシートの取付、最終完成確認、塗装のみとなった。
さあラストスパートだー!!
この時点では、シート取付けの苦労を予期してはいなかったのである・・・
君は新型運転装置の全貌を見ることができるか・・・
第6話
死闘!シートユニット
さいとう 「ここまで来たなー、あとはシートを取付けて完成だ!」
ムラナカ 「一気に完成させましょう!!」
シートの取付け方法はムラナカプロデュース。
「シートのスライドストロークも考慮して取付け方法考えるんだよ!」
自動車の運転席下の床面はフラットではないため、シートのスライドレールも左右で高さの
違いがある。このためスライドレールの左右高さを調節して取付ける必要が出てきた。
ムラナカは悩みながら、何度もシートとフレームの位置合わせを行いながら、取付け方法を
検討していく。
ムラナカ 「この位置でいけるハズだ!スライドストロークもバッチリ合う!!ネジ穴明けますっ」
「よーし、その位置で固定しよう」
ムラナカの指定した位置で仮止め溶接する。この時さいとうは気づいた。
仮止めは良かったのだが・・・
さいとう 「ここを溶接無理するのは体勢が厳しぃー、さらに溶接箇所が隙間だらけじゃんか!」
溶接部の隙間は溶接棒を使って埋める訳であるが、無理な体勢での作業なため、非常に
難易度が高い溶接作業となるのである。
さいとう 「ムラナカーここ押さえといてー、あー首つりそー、腕に乳酸が溜まってきたぁー、
見えねぇな、溶接曲がるわー、アツッ!!!!あークソッーー」
熱せられた溶接棒が手の指へ触れ、皮膚が焦げた!
さいとう 「えーい、ここまできたら付けるよー」
ムラナカ 「あー睡魔が襲ってキター↓」
二人には連戦の疲れが・・・
ムラナカのウトウトを横目にさいとうはラストスパートをかける!!
「ハイっ、オッケーーーィ!!!」
こうして、シートはメインフレームに取付けられた。二人の手には擦り傷やヤケドの跡が
残る。これまでの闘いがいかに激しかったかを物語っていた。
そして闘いは終盤へと向かっていく・・・
つづく
徹夜作業、白須主任の出現によって、ハンドルがメインフレームへと取付けられた。
残す作業はシートの取付、最終完成確認、塗装のみとなった。
さあラストスパートだー!!
この時点では、シート取付けの苦労を予期してはいなかったのである・・・
君は新型運転装置の全貌を見ることができるか・・・
第6話
死闘!シートユニット
さいとう 「ここまで来たなー、あとはシートを取付けて完成だ!」
ムラナカ 「一気に完成させましょう!!」
シートの取付け方法はムラナカプロデュース。
「シートのスライドストロークも考慮して取付け方法考えるんだよ!」
自動車の運転席下の床面はフラットではないため、シートのスライドレールも左右で高さの
違いがある。このためスライドレールの左右高さを調節して取付ける必要が出てきた。
ムラナカは悩みながら、何度もシートとフレームの位置合わせを行いながら、取付け方法を
検討していく。
ムラナカ 「この位置でいけるハズだ!スライドストロークもバッチリ合う!!ネジ穴明けますっ」
「よーし、その位置で固定しよう」
ムラナカの指定した位置で仮止め溶接する。この時さいとうは気づいた。
仮止めは良かったのだが・・・
さいとう 「ここを溶接無理するのは体勢が厳しぃー、さらに溶接箇所が隙間だらけじゃんか!」
溶接部の隙間は溶接棒を使って埋める訳であるが、無理な体勢での作業なため、非常に
難易度が高い溶接作業となるのである。
さいとう 「ムラナカーここ押さえといてー、あー首つりそー、腕に乳酸が溜まってきたぁー、
見えねぇな、溶接曲がるわー、アツッ!!!!あークソッーー」
熱せられた溶接棒が手の指へ触れ、皮膚が焦げた!
さいとう 「えーい、ここまできたら付けるよー」
ムラナカ 「あー睡魔が襲ってキター↓」
二人には連戦の疲れが・・・
ムラナカのウトウトを横目にさいとうはラストスパートをかける!!
「ハイっ、オッケーーーィ!!!」
こうして、シートはメインフレームに取付けられた。二人の手には擦り傷やヤケドの跡が
残る。これまでの闘いがいかに激しかったかを物語っていた。
そして闘いは終盤へと向かっていく・・・
つづく
by isudoko
| 2007-10-01 18:23
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